周期が安定しないことの手技療法的な観点から見た原因

  1. 卵巣機能の低下
  2. 副腎疲労
  3. 脳下垂体機能低下

周期が安定しない人の特徴の一つとして、②副腎疲労があると考えています。基礎体温が定まらない方などに多いのが、卵巣機能の低下など。

また、極端に周期が短い・長いなどに脳下垂体の機能低下があるという理屈があります。(それぞれに対する、個別のアプローチ法があるのですが、長くなるのでここでは割愛します。)

また生理不順ではなくても、基礎体温が一定しないということは卵巣の低下をとくに注目します。自宅で出来る簡単なセルフケア法もあります。

副腎疲労は、アジソンなどの器質的なものではなく、慢性的な精神的なストレスでも起こりえます。

やはり不妊というものは、当の女性にとっては精神的にも負担を強いられるものなのです。せっかく生理周期が整ってきても、強いストレスが加わる状況になると、また生理周期が伸びてしまうなどという事もありえます。

強いストレスが加わると内蔵の働きが鈍くなる。睡眠や呼吸も浅くなって酸素濃度も低下して、副腎疲労が再び頭をもたげてくる。という悪循環に陥らないようにしたいわけです。

そのためには固着、または循環が悪い状態が続くことにより、硬縮した、内臓全体の働きを活発にしてバランスをとっていくことが大切になってきます。

薬の服用も、薬の作用によって機能は高まります。しかし自然治癒力・臓器本来の働きは低下し鈍くなってきます。

卵巣と脳下垂体とのやり取りなどによって、保たれているホルモンバランスも、自力でのホルモンバランスの調整能力が乱されてしまう事もあります。(不妊治療では薬の服用も大事なのですが・・。)

ホルモンが乱れると、不順が起こるなど内膜の育ちも悪くなるので着床しにくかったりすることがあります。周期が安定しないと、その影響で卵巣機能の低下につながります。

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