生理痛について(ホルモン異常編)・不妊の施術など
子宮の移動し本来の位置に収まるためのスペースを確保するために、子宮の調整以外の部分に、まず重点を置きます。
そして、下記のような様々な調整により、十分にスペースが確保できてから、子宮の調整をしっかりと行った方が予後は良好です。
- 婦人系に関わりの深いツボの調整(東洋医学)
- 横隔膜の調整・肝臓の調整・大腸盲部・小腸の調整・腎臓の調整・大腰筋・子宮の調整
- 他に関わりの深い部位の調整・骨盤調整、筋・骨格の調整。
上記の調整で、すでにかなり調整は進んでいるとは思います。そして最後にもう一度子宮に正しい位置を確認してもらうという事で、再度調整を行います。
それで、子宮がちゃんと働ける状態。生理の時などにも、しっかりと排泄できるような状態へ持っていきます
生理周期とホルモンバランス
●ホルモン異常といえば、エストロゲン、プロゲステロンといった生理不順など「改善周期」に関わりが深いです。
しかし、生理痛にもかなり影響が強いケースがあります。その一例が、
- 肝機能が非常に落ちていて、毒素が非常にたまっている。(余計なホルモンの処理も肝臓が担っていますので、肝機能が弱っていることによるホルモンの乱れ。)
- 環境ホルモンの影響、過剰にホルモンが溜まっている。(排せつ物が多すぎる。毒素が抜けきらない。)
2015年9月15日の記事では、毒素を排泄できない。というパターンの方でしたが、このページでは、排せつ物が多すぎる、毒素が抜けきらない状態の方への手法です。
肝臓の働きを活発にして、毒素や過剰なホルモンを胆のうや腸に流す
内臓の位置異常・歪みではなく、肝臓の働きや循環を活発にしていくことも大事です。毒素の溜まっている方は、血液や脳脊髄液(CSF)の循環不良から、CSFを産生する能力が低下してしまいます。
その結果、頭が小さく硬くなりがちです。それが頭痛の遠因にもなるので、頭の環境も良くしていった方がいいです。その為に頭の調整と、毒素の排泄の目的で施術を行います。
毒素の排泄という点では、肝臓の硬さと回盲部の硬さも共存していることも多いです。回盲と肝臓のリンパの循環不良、毒素の排泄が悪いといえます。
回盲や肝臓、腹部の右側ともいえます。そこが固い人は、左よりは、右の「合谷」というツボが硬いことが多いです。いわゆる反射を利用します。