産後の骨盤矯正や婦人系について

産後の骨盤矯正と、一般的な骨盤矯正を、同じものとして扱っては、施術の影響に差が出てしまいます

来院される方々の体質も、過去から現在までの過程、現在の症状もそれぞれ違いますね。

ですので、対応する手法も、産後の骨盤矯正に適応した手法または、更にその方の体質の傾向にあった原理を用いる必要があります。

よくある一般的な骨盤に関係する筋肉・骨格のみを中心とした考えでは、産後の骨盤調整を求める方々にとっては、施術前の状態に戻りやすくもあります。

産前から、産後の一年間は、特にホルモンバランスの影響で軟部組織(じん帯・筋肉など)の正常な張り」が低下しています。骨格や姿勢は、筋肉や筋力・じん帯 で支えられています。張力の低下した軟部組織では、支える能力の低下により、「崩れやすい」のです。

産後の骨盤矯正や体質改善は少し崩れている方、とても崩れている方と、個人差が大きいですので、良い状態を維持するためには、様々な視点からの施術も必要になってきます。

パソコンの作業が多く、長時間すわって仕事の方が多い

産後とは直接関係ないですが、イスから骨盤への長時間にわたる圧迫は、坐骨や骨盤全体を狂わせる大きな要因の一つです。回りまわって背骨(脊柱)、頭との連動に、不具合が発生します。

お尻の血流も悪くなり、(CSF)脳脊髄液の循環を悪くしてしまいます。特に終糸の(CSF)脳脊髄液の循環を阻害します。座りっぱなしは、骨盤の歪みに影響を及ぼすだけではなく、神経伝達・全身のリンパの還流に大きな悪影響を及ぼします。

骨盤矯正は、この害を軽減するのに大事です。当オフィスでは、筋・骨格だけではなく、脳脊髄液まで考慮した骨盤矯正を行います。

長時間の座位は、腸腰筋や骨盤内の筋肉の拘縮を引き起こします。

それによって、下肢の血流が著しく阻害され、骨盤周辺の筋肉の緊張のアンバランスから、下肢の骨の変位を起こしますので、O脚・X脚の遠因にもなりえます。

③骨盤の歪みは「内臓の位置異常」とも関連が深く,内臓の位置異常は臓器の働きを低下させ、
新陳代謝や血流の低下も引き起こします。

内臓の働きの低下は、下肢の冷え性の原因にもなりえます。体の熱・体温は、主に筋肉で発生しますが、食事を取った際の、内臓の働きによる熱産生も、重要な体温維持の役割を担っています。

骨盤の歪み≠内臓の歪みです。(完全イコールではないですが)骨盤がゆがむと、内臓下垂が発生し、前方か、下方へゆがんだ内臓を保護するためにも脂肪組織が発生する事もあるようです。

また、骨盤の歪みによって生じた余分なスペースを、埋めるために脂肪がたまることもあるそうです。まだまだいくらでも言及する余地があるのですが、歪みの取れたバランスの良い体でないと不具合が発生しやすいので、何らかのケアは大事です。

自己流でいろいろと行っている方も多いのですが、間違った体操、中途半端な知識のヨガなどでは、本当の正しい結果は出ずらいということも知っておいてほしいです。

本当に根本的に体を整えることで、日ごろから行っていたエクササイズも、今までよりも結果を出しやすくなれると、いつもお伝えしています。

自分の状態を中途半端に分っているだけでは、間違った(自分に適切ではない)エクササイズで余計ひずみを大きくしている方が、ヨガなどでも多くいらっしゃいます。

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