子宮や卵巣の位置と、安産の関係

X軸の断面で骨盤を見ると、膣と子宮の角度が「くの字」になっています。人間はひらがなの「く」の字のように角度がありますけど、人間と違い4つ足動物はこの角度は一直線であるので、比較的楽に出産できるとされています。

安産の条件は子宮や卵巣・骨盤などの位置異常や歪みの観点から言うと、子宮と膣の角度を少しでも直線に近い状態にすることです。

ほかの言葉でいえば、安産の為に「子宮の位置を、できるだけ高い位置に保つ」事です。骨盤が開き、子宮の位置が下がると、膣との角度が鋭角になります。

もともと下腹だけがポッコリと膨らんでくる様なお腹の形の状態は、子宮と膣の角度が鋭角になり、

難産の可能性を高めるとされます。(すべての人が当てはまるわけではありません)内臓下垂や子宮下垂が強いと子宮が下がりやすくなってしまいます。

ほかの内臓の下垂や位置異常に負けずに、高い位置をキープする事が、安産のための整体の目的のうちの一つです。安定期以降~9か月の間の期間に行います。

また、下腹だけが膨らんだような状態だと、お腹の上の方のスペースを使って子宮を大きくする事がしにくくなってくるので、胎児は狭いお腹の中にいなければならないことになります。

胎児は、通常よりも狭い窮屈な中で成長しなければならず、体の硬い子供になる可能性。逆子が戻りずらい。などあります。

また骨格構造・姿勢や脳の発達(原始反射の統合)などにも、大きな影響があると考えています。骨盤の歪みは、妊娠中や分娩時の赤ちゃんの頭へ対する過剰な締め付け・圧迫の遠因にもなりうるものです。

安定期の頃から、出産に向けて骨盤調整しておいた方が、楽な出産と、少しでも健全な発育のためにも有効だと考えています。

しかし、難産だった。産後も体調が大変だった。子供を見ていても、色々と思い当たる節がある。自分は、もう対策を取らなかったし遅かった・・。

と悲観する必要もなく、ほかにも方法論は色々とあります。いきなり6歳からガラッと変わりだす事もあります。

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