スポーーツ選手のストレッチについては、アメリカが言いだしっぺのようです。

そして、一例を挙げると新体操選手や、ハイキックなどが必要な選手は別かもしれませんが、練習前、試合前の入念なストレッチはいらん!!と言い出してきたのも、またアメリカのようです。

ストレッチは筋収縮力を落とす(筋力が低下する)→筋力による支持能力が落ちる→練習や試合中のケガが増える

という事で、ストレッチはイカン!という主流の流れが確実にあるようです。しかし、専門家が関与している現場ならいざ知らず、そうで無い現場では大抵今でも過去の慣習に従って同じルーチンを繰り返しているのが現状です。

昔の話ですがアメリカのバスケット選手のアキレス腱断裂を防ぐことに、アキレス腱伸ばしはかなり有効だったという記録もあります。

それはそれで正しいと思います。また、肩甲骨や骨盤をストレッチで引っ張り本来の位置に骨盤アドを調整するにも使うことは出来ます。

(デリケートな状態の患者さんは、少しでもやりすぎるとおかしくなる事ありますので注意が必要です。骨盤や肩甲骨肋骨調整に当たって適当にやっても安全なストレッチ方法もあります。)

逆にマリナーズのイチローなどは、立位で前屈しても指が地面につかないそうです。距離にして30センチくらいらしいです・・・。ホンマかいな?

じゃあどうすれば無難か?ウォーミングアップで体を温める!体温を高めるストレッチ(静的リラクゼーション)ではなく、(動的リラクゼーション)で調整する。←コレです

捻挫予防に特に有効です。必要部位のストレッチは有効でしょうが、必要で無い部位のストレッチは確実に筋力低下を招くようです。

マニアックな話をすると、そういうことの繰り返しが脳の左右の機能のバランス低下まで引き起こします。

全ての筋肉は脳と繋がっているからです。なので、筋肉の凝りや不均等が精神状態や感情にも影響します。脳の機能低下により生じる症状はかなり多いです。

ストレッチをうまく使えば姿勢の改善や骨盤調整にも役に立ちます。ストレッチの有効部位には大体の傾向があるのですが、その傾向が当てはまらない人にまで同じような施術パターンでストレッチすると、潜在的に壊していることにもなりかねません。

どの筋肉もストレッチOKか? 逆に筋肉を縮ませるべきか?左側だけか?右側だけか?両側か?鑑別したほうが本当はいいです。

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