小児の夜泣き

夜泣きについては、鍼灸の分野では子供用の鍼として、金属の棒などでこする(擦る)だけの接触鍼 施術で使用することが多いです。

施術時間は短く、費用は安めに設定している鍼灸院が多いです。

「すぐには良くならないので、気長に続けていきながら、様子を見ていきましょう」というスタンスの院が多いです。

小児鍼は、見た目は単純ですぐに終わるので、どこも同じようなことをしているように見えるかもしれません。

コスルだけに見える小児鍼ですが、これも治療成績は院によって大きく異なります。

鍼灸院にお問い合わせの際に、小児鍼の大まかな施術の実績などを尋ねるなどされてみて、安心できそうであれば、2,3回施術を受けて見られるとよいでしょう。

一般的には短時間の施術で、回数を何度も重ねてみて、経過を観察してみる、という傾向があります。

当院では去年以降の赤ちゃんの夜泣きの改善率は、平均1~3回以内にほぼ、症状は大幅に消失、またはぐずる回数も減っています。

毎晩1~3時間おきに何度も赤ちゃんが夜泣きで起きていたのが、施術をした日の晩から回数が減ってきたのを、ほとんどの場合は実感していただいております。

エビデンス(西洋医学に基づいた根拠)に基づいた独自のツボの組み合わせの子供ツボ施術です。

さらに赤ちゃんの「軸」を整えることにより、当日または翌日から赤ちゃんを抱っこする時の「抱き心地が何か違う」が感じられることと思います。

赤ちゃんお体が変わると、もっと柔らかく抱っこしやすくなる傾向があります。

もともと体が硬かった場合は特にです。あまり知られていませんが、0才・1才のころから既に骨格のゆがみ具合や「体の窮屈さの感覚」は、幼児でさえ相当な個人差があります。大人と同等なほどに個人差はあるといってもいいと思います。

なぜなら、それほど生まれ持った骨格関連の状態は、個人差が大きいという、知らずにいたけどある意味残酷な現実があります。

これを言うと、生まれつきなら諦めるしかないとか、本来の良い状態に戻るのは無理なのか?と誤解する方もおられますが、そんなことは無いです。回数を重ねるごとに、本来の状態へ近づいていきます。

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