手足のほてり(火照り)①

  • 昔から冷え性であるにもかかわらず、足だけが熱くて、冬でも布団から足だけ出して寝ている。
  • 数十年来の足の冷え症でも、背中だけがいつもカッカッと熱感がある。
  • 頭だけが熱くて、いつも のぼせた感じがする。
  • 手は、いつも熱い・・・。
  • 手足は冷えるのに、「胸」だけはいつも熱い。

これらは東洋医学(漢方理論・経絡理論・臓腑弁証)でも、説明できますし、イロプラクティック・整体・手技療法の理論でも説明ができます。

一見すると、それぞれ違った観点からの理論に見えますが、かなりの部分一致している面もあります。

鹿児島のように熱い地域の方が北国よりも症例が多いというわけでもありません。当オフィスでは手技療法的には主に「筋膜」という観点から、来院された方には説明しています。

上手くいけば、膠原病の類の熱感にも応用できます。膠原病も、色々な病名があります。手足のこわばり、痛み、手足の関節などの熱感などは、よく見受けられる例の一つです。

これも、同じ理屈で解決することが多いです。(人間のする事ですので、来院された膠原病の方全員に、可能かはわかりません。

徹底的に症状を追いつつも、全身のツボのバランスを取ることで、体質も同時に増強を目指しつつの熱感の緩和を目指すことになります。

鍼も、熱感とあまり関係なさそうなツボ部位に、1ミリも無い程度の軽い刺激を加えるだけです。その場での変化を実感できるように、という事で「長野式」「経絡治療」を中心に据えて行います。

経絡治療も、当オフィス独自の鍼灸の中の「経絡治療」であり、徹底的に!!長年 手技療法(カイロプラクティック・整体)に拘り続けてきたがゆえに、到達できた経絡調整の施術と自分では考えています。

手足の熱感、火照りは基本的に 薬の服用が主な治療法で、手技療法では難治性に思われがちです。しかし熱感を取り、可動範囲を広くするだけなら、上記の「膜の影響」の概念だけでも結構大丈夫のようです。

手足の熱感が強い方は、とくに膠原病の場合は過敏な状態ですので、触りはしても、そこへ施術をすることもあまりありません。ましてや強い刺激は、まずほとんど行わないと思います。

遠隔部位からの調整で上手く手足の関節まで響くように行う事が多いです。そうすれば、炎症の強い関節部位への調整が、触らなくても行えます。

経験上、「本当に!」膜の調整だけでも出来ていれば、何らかの熱感の緩和があるはずです。以前から出来る事は分かってはいたのですが、膠原病の方の、間接・節々の炎症の感覚などまで対処できる様になったのは、去年の秋頃からです。

(臨床では筋膜だけではなく、東洋医学の理論も同時に駆使して対処することが多いです。)どちらも外す事が出来ないほど、重要な技法となっています。

また 熱感についてカイロプラクティック・整体・鍼灸の理論から一つ一つ書いていきます。

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