女性ホルモンバランス療法

男性や女性にかかわらず、男性・女性ホルモンバランスの乱れは潜在的に大きな問題となってきていると思いますし、ホルモンに関しての理解もひと昔前よりもずっと世間に浸透してきているようです。

環境ホルモンの影響が一番有名ですが、男性・女性ともに生殖能力にも大きな影響があるといわれていますし、10代、20代の若い女性も生理痛・生理不順で苦しんでいる方も多いですね。

ホルモンバランスの乱れについては、別項で詳しく説明するとして、当院の女性ホルモンバランス調整に対するアプローチのうちのひとつとしては東洋医学的な概念である「於血」の解消。(特に腹部!)があります。

これは、於血の解消による腹部の変化をその場ですぐに実感していただける場合が多いです。鍼を2,3ミリくらいの深さで下肢・上肢、時には様々な部位に刺入するのですが、手技でも出来ます。効力は、ほぼ同じです。

刺激部位と、精密な刺激の角度の選択が大事となってきます。手足への軽い刺激で、腹部の血流の停滞による於血(堅い硬結)がすぐに無くなる、または確実に緩和が実感できるようで、驚かれる事も多いです。

他の手法では、頭部のツボへの刺激により全身の脳脊髄液、と「気」の循環を整える手法などで婦人科系の働きを正常化し、生理痛の痛みを取り除くことにも使えます。

●腹部の内臓の調整

主に関連が深いと思われる臓器の変位(ゆがみ)・内臓の周囲の膜の調整・自動運動の調整など、東洋医学的なツボへの刺激でも取り残した下腹部の於血(東洋医学的に血の濁りが停滞したもの)を緩和します。

あまり知られてはいませんが、臓器全体を包んでいる「腹膜」「胸膜」の調整も、筋肉骨格に与える影響は同程度の大きなものがありまして、とても重要になっています。

●神経学的な調整

神経系(特に脳)と腹部臓器(特に小腸)の関連は今後少しずつ世間に認知されてくると思います。

これは食事指導の範囲にも含まれる問題ですが、アメリカでは、機能医学(ファンクショナル・メディスン)として、この概念は比較的日本よりも世間では知られているようです。

ほとんどの場合、脳は左の大脳半球か、右の大脳半球でどちらかに働きが偏っていることが多いです。(大脳半休半側機能低下、またはヘミスフェリシティと言います。)その偏りを正すことにより、全身の神経系の働きのバランスを取ります。化、カイロプラクティック神経学の基礎理論です。

これは、本当にうまく行えると経験上かなり役に立ちます。健常な方でも体が軽くなり、姿勢改善にも大きく役に立ちますし、姿勢異常が神経系由来の場合は、時に劇的に効く事もあります。

脳の働きの左右差がホルモン系、自律神経系、内臓諸器官に与える影響は、それぞれの系が、リンクしあい、影響を与えあっているので、全身に対して相当に大きな影響があります。

その原理を利用して医学的に根拠のあるエビデンスに基づいたホルモン系、自律神経系へのアプローチを施します。

常に最新の医学的、神経学的な知見に基づいたアプローチを心がけています。鹿児島では、他にはほとんど無い手法です。そこに当院独自の精密検査も加わり、さらに施術の精度を増しています。

冷・温刺激・眼球運動エクササイズ・音刺激・嗅覚刺激・聴覚刺激・筋紡錘(Ⅱfiber)ゴルジ腱器官(1a fiber)・小脳への刺激・大脳基底核・辺縁系・前頭葉を中心とした大脳皮質

の調整。。他etcなど、用途に応じて使い分けます。鹿児島では、ここまでしているところはないと思います。●生活指導●他

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