安産・妊娠中の骨盤調整①

骨盤矯正による婦人系へのアプローチ・マタニティ整体としては、鹿児島のなかでも、かなり古い方だと思います。 

以前から、全身調整や骨盤調整によってPMS(月経前症候群)生理痛が軽減した・なくなったという報告は良く頂いていました。

靭帯に一番負担がかからない位置関係に、骨盤の状態が維持できていれば、いわゆる骨盤の影響による子宮や卵巣の働きの低下↓は簡単には起きません。

女性の子宮や卵巣は、下記の靭帯によって骨盤の中で吊り下げられています。それによって安定しています。

「卵巣提索・固有卵巣索・子宮円索・子宮仙骨靭帯・子宮頚横靭帯」などです。

卵巣や子宮は、じん帯を通して腸骨や仙骨と繋がっているので、骨盤や仙骨が歪み、じん帯を通して子宮などの位置の異常が生じると、子宮・卵巣などの正常な働きが邪魔されます。それが生理痛やPMS、生理不順にもつながります。

また、少し話を広げるだけでも、脊椎の靭帯・腹膜・胸膜・横隔膜・腹部の内臓下垂など、どれも子宮に密接にかかわり合っています。

下腹部のポッコリと硬いお腹も、個人差はありますが胸膜・腹膜を正しく調整するだけでかなり引っ込んでしまう事はかなりあります。

腰痛への最後の施術でも以前はよく使用していました。また、下肢・足部・足首が整うだけでも、腹部に大きな好影響を与えることができます。

身体全身から見ると、まだ一部に過ぎませんが、下肢、足首が腹部に与える影響は、物凄く大きなものがあります。それらを精密に調整するだけでも、生理痛、PMSなどの緩和に相当役に立ちます。当院の整体では、婦人系でも下肢、足首は重要視しています。

他所で痛い目にあって鍼灸は怖いというイメージをお持ちな方もおられますが、本当に東洋医学的な鍼灸は、全く痛い事はありませんし、1ミリ以下の鍼でも、体質改善の方法はいくらでもあります。

個人差はあるかもしれませんが、ほぼ全員が、その場での変化を実感出来ます。一見すると、全く関係なさそうな部位への刺激です。おもに圧痛の変化・動きやすくなる・爽快感・軽くなるなどです。(整体などではなく、1ミリ以下の痛くない刺激のみでもです。)

それでも、針は嫌だという方には、決して無理強いはしません。あくまでもクライアントの目線での施術にこだわります。

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