不妊専門の整体~理論と方法 オステオパシー編その①

不妊専門の整体も、かなり膨大な方法論があります。

このページでは、どちらかと言うと、オステオパシー的な手法を使う場合の理論と方法の解説となります。

当オフィスでの不妊専門の整体の一部分でしかないですが、まずはオステ編からのご説明です。順次ほかの手法の解説も続きます。

  • 着床しない→体力がない。内臓・脾臓・副腎・全体的な体力、体質増強のための施術

病院でも、異常なしと言われる方も多いが、やはり何か理由があるので着床しないと考えるべきと思います。

内臓の変位や、呼吸が浅い方が多い。脳がその機能を十分に健やかに働かせるためには、十分な酸素が必要。胸郭の働きを十分に発揮した深い呼吸が大事。

内臓、横隔膜の下垂が、一番下にある子宮などを圧迫して、子宮の正常な働きを阻害する。圧迫されていては、いろんな方向へ子宮も歪む。(位置異常、変位)よりひどくなると、心臓や肺の歪みからも、横隔膜、腹部臓器へと歪みが伝わる。

こういった方は、内臓からの施術がとても重要になりますし、大なり小なり皆さん内臓の変位はお持ちです。→子宮の状態・生理痛など/子宮の歪み(前方/後方変位、前屈/後屈、CW/CCW・左方/右方他)

生理の時に頭痛が併発する理由に、子宮の血液の排泄の問題も絡んでいる事があります。頭痛などでは、頭蓋や首の施術で良くならなくても、子宮や内臓の調整をするとス~~ッと消えるケースも女性にはあります。

  • 流産する→育てる環境が悪い→子宮の変位
  • 上部の臓器の下垂による子宮への圧迫刺激→子宮の変位

着床して卵が育っていこうとする時に、圧迫による子宮の変位が強いと育ちにくいとも言われています。その結果、残念ながら流れていくと提唱する先生もいらっしゃいます。

(大方の場合は、染色体異常を人体が察知して自発的に流していると証明されています。もし流れても、自分の体が判断しての結果であるのだと思えれば、必要以上に落ち込まなくて済むとも思います。)

頭蓋骨の施術などを行う事で、下垂体周辺の膜の状態が良くなると、ホルモンの分泌も正常に近づいていきます。

頭の状態(下垂体)や、内臓のコンディションが良くなって、妊娠できる体への土台作りになると考えられています。

不妊の施術は内臓への施術が多いのですが、頭の施術も組み合わせると、術後の感触の違いも実感できるでしょう。

体外受精や人工授精ですぐに妊娠される方もいらっしゃれば、なかなか出来ない方もおられます。

採卵も上手くいかないという方は特に、子宮・卵巣・下垂体へのアプローチが重要になってきます。

そもそも妊娠・出産というのは、命がけの作業です。妊娠の準備ができていなければ、母体は生存を続けることを優先します。母体は自己の生存を優先して自己の肉体を守るために、体が妊娠する事を拒否している事も考えられます。

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