世間で言われる50肩 40肩は、大まかに下記のようなケースがあります。

  • 肩が上がらない
  • 挙上しようとすると、痛くて上がりにくい
  • 痛みは少ないが、可動範囲は狭い
  • 前側へは上がりやすいが、背中側に回す時に痛む
  • 寝ているだけでも痛い
  • 少しでも、上げようとしたり、ねじろうとすると痛い

治療業界では40肩・50肩は症状が強いほど、痛みなどを緩解することが難解であったりすることが多く、「施術家泣かせ」の来院者と、内心感じられている施術家も多いと思います。

昔は、私も結構プレッシャー感じることもありました笑)。でも長年にわたって臨床に携わっていると、楽勝で緩解する確率が少しずつ増えてきて、今に至ります。

40肩50肩も、原因も症状も様々な方がいらっしゃいますので、「20人中20人全員」1~3回以内で全てよくなる。は言いませんが、経験の蓄積は、その「ヒットの打率」を着実に上げてくれました。

今ではほとんどの場合は、大して頑張らなくても、上記の症状は、変化が実感ができるようになるとか、上がるようにまでいける様になってきました。

現時点では、9割はカタイと思っています。(でも効果の保証はできませんよ笑)治療業界には様々な手法や理論があります。

いくらでも原因は探索出来るものですが、一般的な範囲内では下記のような原因や関係する領域があります。

  • 肩関節に関係のある筋肉・筋膜の影響
  • 関係のある関節・じん帯の影響
  • 上肢全体の、様々な歪み不具合の影響
  • 肩・首・背中・腰・下肢までも繋がっている。
  • 上肢だけでも、本当にたくさんの種類に歪みも分類できますが、上肢が変化すると、その分だけ心臓周囲の「膜」または付近の筋肉も変化し、心臓の負担も減るなど。

★下肢の影響ー膝の辺りの調整でスッと簡単に挙上できるようになったり、一見関係なさそうな足部の調整で上がりやすくなったり。)

★上肢全体の歪みの影響ー指・手掌、手首の影響も、個人差ありますが、かなり皆さんあります。

★背中、体幹部の影響ー体幹の歪み・偏りは、そのまま上肢まで波及します。内臓を包んでいる胸膜や、横隔膜、はたまた大腰筋まで、肩との相互に与える影響はあります。

なぜなら機能的に、筋膜・骨膜・靭帯・はたまた他の様々な領域なども連動して影響しあっているからです。

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