急性疾患・首

首が痛くて左右を向けない。寝床から起き上がる際に、少しでも力が入ると激痛で、起きるのに他人の介助が必要。
 
座っても立っても強い痛みが自発的にある。強く腰を打撲してから、なぜか首に痛みが発症。 腰、背中の痛みは今の所無し。きつすぎて顔をしかめている。
 
第2,3胸椎の周囲が一番の自発痛部位。 起き上がる時の負担を気にして、座位のみで施術。仙尾関節リコイル・骨盤周囲の筋膜調整にて、 第2,3胸椎右下方変位7割消失。 
自発痛VAS10→5・前鋸筋・三角筋・上腕3頭筋のトリガーポイントを調整・筋膜調整→肩甲骨の外下方への変位消失。→自発痛VAS5→0 ここで、「左側が痛くなってきた。」と仰る。
 
一番強い症状の部位がなくなると、今まで気にもならなかった他の部位が無性に気になってくるものです。
 
左側も調整→消失。 時間が無い中、大変な方が来たなと思いましたが、時間内よりも更に短い時間ですんでよかったです。
 
筋2点療法では、筋肉の異常が骨を歪ますとあります。圧痛(痛み)のある部位を、それに関わる遠隔部位の反射点を刺激することで消そうとするものですが、反射点の筋肉を横切るようにシゴイテ刺激します。
 
この刺激時間が数秒から20秒くらいで、結構長いです。これを全身に行うと、体力のある人は「揉んでもらって気持ちよい」と鳴るでしょうが、受けた人の感受性によっては揉み返しに近いダルさなどの感覚を覚えることもあります。
 
筋2点法ではやもすると揉みすぎて刺激過多になってしまうケースもありますので、来院者がどのくらいの刺激内なら大丈夫な体質か、注意が必要と思います。
 
その際は、最低限の反応店への刺激の後に、テーピングでフォローして次の施術へ進んだほうが無難かも知れません。